uvを使ってPlaywrightのPython開発環境を構築する方法
これまではvenv+pipでPython仮想環境を構築していましたが、最近話題のuvに移行してみました。uvはRustで書かれた非常に高速なPythonパッケージ・プロジェクトマネージャーです。
uvのインストール
公式ドキュメントの手順に従ってインストールします。WSL2環境では以下のコマンドを実行します。
bash
curl -LsSf https://astral.sh/uv/install.sh | sh
実行すると以下のような出力が表示されます:
bash
downloading uv 0.8.4 x86_64-unknown-linux-gnu
no checksums to verify
installing to /home/sky/.local/bin
uv
uvx
everything's installed!
To add $HOME/.local/bin to your PATH, either restart your shell or run:
source $HOME/.local/bin/env (sh, bash, zsh)
source $HOME/.local/bin/env.fish (fish)
一度WSL2を閉じて再起動し、バージョンを確認します:
bash
sky@sky-notebook:~$ uv --version
uv 0.8.4
プロジェクトの初期化
新しいプロジェクトを作成します:
bash
uv init project-name
プロジェクトディレクトリに移動すると、以下のファイルが生成されています:
bash
sky@sky-notebook:~$ cd control-browser/
sky@sky-notebook:~/control-browser$ ls
README.md main.py pyproject.toml
README.md
:空のREADMEファイルmain.py
:動作確認用のサンプルスクリプトpyproject.toml
:依存関係や設定を管理するファイル
Pythonバージョンの指定
uvではPythonのバージョン管理も可能です。Python 3.12を使用する場合:
bash
uv python pin 3.12
uv python install
コマンドでインストールも可能ですが、pin
コマンドを実行しておけば必要に応じて自動的にインストールされます。
動作確認
この段階で基本的な動作を確認します:
bash
uv run python main.py
Playwrightのインストール
Playwrightパッケージをプロジェクトに追加します:
bash
uv add playwright
パッケージのインストールが完了したら、ブラウザもインストールします:
bash
uv run playwright install
これで、Playwrightを使用する開発環境が整いました。
他の環境でプロジェクトを使用する手順
作成した環境をGitにプッシュし、他のPCで使用する場合の手順です。事前にuvがインストールされている必要があります。
1. リポジトリのクローン
bash
git clone <リポジトリURL>
cd project-name
2. 依存関係のインストール
bash
uv sync
3. ブラウザのインストール
bash
uv run playwright install
以上で、他の環境でも同じ開発環境を再現できます。
まとめ
uvを使用することで、従来のvenv+pipと比較して以下のメリットがあります:
- 高速なパッケージ管理
- Pythonバージョンの統合管理
- シンプルな設定ファイル(pyproject.toml)
- 環境の再現性向上
Playwrightのような大きなパッケージでも、uvを使用することで効率的に環境構築できました。