GitHub MCP ServerとGitHub Copilot Agentを使ってみる
GitHub Copilot AgentをつかってIssue対応を自動化するのを試したくてGitHub MPC Serverを試してみました。
GitHub Personal Access Token を発行する
GitHub Copilot Agentを使ってGitHubにアクセスするためにはPAT(Personal Access Token)を使うので、まずはそれを発行します。
こちらからアクセスしてPATを発行します。アクセス権としてはissuesとpull requestsにRead & Writeのpermissionsをつけます。(今回の場合にはpull requestsは必要ありません)
GitHub MCP Serverを使うための設定を追加する
基本的には以下の公式READMEに書いてある通りですが、どのような環境で使うかによって書く場所に注意が必要です。
自分の場合はWindwos11、WSL2の中にDocker CEを入れ、開発コンテナの中で開発しています。この場合には開発コンテナの中でdockerが動作するようにしておき、開発コンテナのSettings.json
に書き込みます。
このままだと、どこのリポジトリに対するものか分からないので、それを指定するための設定を追加します。
"mcp.github.copilot.chat.codeGeneration.instructions": [
{
"text": "GitHub MCP Serverでは owner:XXXX, repo:XXXX を利用します。"
}
]
GitHub MCP Serverを起動する
コマンドパレットを開き、MCP: サーバーの一覧表示
を選択。
github
を選択。
サーバーの起動
を選択。
動作確認
まずはGitHub Copilot Agentで動作確認します。プロンプトとして以下を入力してIssueの情報がとれるか確認します。
@mcp GitHubのissue一覧を取得して
Issue対応させてみる
処理対応をするIssueの内容を入力すると、処理がどんどん進みます。
@mcp Issue #3に対応してください。
Issue #3に対応するために、まずIssue #3の詳細を確認します。
...
Issue #3を解決したことをコメントで報告しましょう。
...
次に、Issue #3をクローズします:
...
以上のようにIssue対応だけでなく、Issueへのコメント記入、クローズまで行ってくれます。